ロンドンの宿泊先

人種のるつぼ

ロンドンでの宿泊先はロンドン南部、地下鉄Northern Lineの端の方にあるTooting Broadwayという駅の宿泊先にした。地下鉄でロンドンの中心部までいけるのと、宿泊費が割安だったので決めたのだが、かなり色々な国の人たちが集まっている。ちょっとした中華街のような場所もあり、中東系やインド系のレストランに始まり、本当に沢山の国を感じさせるお店が多い。ロンドンは人種のるつぼと言われるみたいだが、本当に色々な国の人たちが集まっているのが分かる。宿泊先のホストは3世代で暮らしていて、お祖父さんお祖母さんはスリランカからの移民。その娘さんがホストなのだが、旦那さんはドイツ人。お祖父さんお祖母さんはスリランカからマレーシア、サウジアラビアなどに移住し、最終的にイギリスに住むことになったそう。

そんな家族なので、異国の人たちとのコミュニケーションには慣れているし、Airbnbで沢山の国からゲストを受け入れている。日本人は我々が最初だったみたいで、色々と質問される。ロンドンは10日間の滞在だったが、下の写真に写っているアフリカ系の夫婦や、フランス人のカップルと一緒になった。ここでは子どもたちが夜うるさくしてしまい、ちょっと怒られる。ご迷惑おかけしてすみません・・・

キッチンは共用。他のゲストが料理をしている凝視する息子。

ホスト家族との思い出

ホストの家族は、お祖父さん、お祖母さん、ホスト、ホストの旦那さん、娘2人の6人家族。お祖父さんはあまりロンドンにはいないみたいで、一度挨拶しただけだけど、お祖母さんとはほとんど毎日話をした。お祖母さんは料理が得意で、かなりの子ども好き。うちの妻も料理が好きなので色々質問してたら、スリランカカレーや、スリランカパンケーキまで作ってもらってしまった。

お祖母さんは子どもが大好きで、朝ごはんが一緒になると必ずうちの一番下の子を抱っこしてくれた。その時に良く「ビスミラ、ビスミラ」と言っていた。クイーンのボヘミアンラプソディーの歌詞にも出てくる言葉だったので聞いたら「神の名において」という意味だと言っていた。イスラム教の方たちと以前仕事をする機会があり、「インシャアラー」というのは良く聞いたけど、「ビスミラ」はあんまり聞かなかった、良く使われる言葉みたいだけどなんでだろ。

家族の一員、猫たちとも良く遊んだ。子どもは猫が好きなのでいつも猫と遊んでいた。

猫に牛乳を飲まれてしまう息子笑

意外な動物

夜になると猫は家の中に入れるとホストが言ってたので、単純に寒いのかと思っていたら、夜は意外な動物が庭に侵入してきて、ガーデニングしている畑を荒らしたり、ごみをあさったり結構大変みたい。その意外な動物は、「キツネ」。話を聞くまでは全く知らなかったけどロンドンでは結構有名な話みたいで、中には可愛がっている人たちもいるらしい。

Natural History Museumによると、2017年には都市部だけで15万匹いたらしい。動物の15万匹ってどの位だか良く分からないけど、人間でいくと、東京都中央区、大阪守口市の人口と同じくらいみたいだから結構いるのか?東京のタヌキの生息数が1000頭位らしいのでやっぱり多い気がする。生で見たいな、滞在中に見れるかなと期待していたある夜、外でなんか変な鳴き声がする。ホストが「キツネは気味悪い声で鳴く」と言っていたが、本当に変な声で鳴く。部屋から庭が見れるので覗いてみると庭を駆け回るキツネの姿。写真など撮れなかったが見ることはできた。次の日庭に行くと、本当にゴミ散らかしてる・・・エキノコックスは大丈夫かなと思って調べると、イギリスのキツネはエキノコックスや狂犬病持っていないらしい。昔漫画(ブラックジャック?)でキツネとエキノコックスは恐ろしいと刷り込まれた自分には不思議な話。

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